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《小林麻耶の夫》スピリチュアルマッサージ師の“遠隔施術”を受けてみると……「痛みの原因は幽霊です」!?

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文春オンライン

7500円を振り込んで“遠隔施術”を体験

 4月1日に國光が告知して以来、“無料占い”の希望者が殺到。コメントは現時点で140以上に上る。“遠隔施術”の利用者もいたようで、4月8日のインスタグラムではこう紹介されている。 《Instagramとブログで遠隔施術のことを書いたら早速受けてくださった方々がいらっしゃって、お役に立てて嬉しく思っています ◆初めてのことで驚きました ◆痛くなくなりました ◆歩くのが楽になりました など感想いただきました》  現在は期間未定のキャンペーンで、30分通常15000円が7500円の50%オフだという宣伝もしている。アラフォーの主婦・A子さんは実際に國光の“遠隔施術”を受けたという。取材班はA子さんに「遠隔施術体験」の一部始終を聞いた。 「新型コロナウイルスの広まりで、最近はずっと自宅にいてストレスを感じていました。何気なく携帯を見ていたら國光さんのインスタが目に入り、全身が怠かったのと体の節々が痛かったので施術を受けてみようと思いました」(A子さん)  半信半疑ではあったが、A子さんは名前や生年月日、住所、電話番号と自身の全身写真などを、公開されている國光のメールアドレスに送ったという。

《〇月〇日〇時から施術》とメールの返信が

「すぐに返信があって、施術料の振り込み先と施術予定日について書かれていました。前払いで料金7500円を振り込むと、《〇月〇日〇時から施術させていただきたいと思います。横になってリラックスしていて下さい。カラダを動かしたくなりましたら、動かして頂いてもかまいません。トイレに行きたくなったら、行ってください》といった説明の返信が来ました」(同前)  その日、A子さんが自宅のベッドに横になって待機していると、施術開始10分前に、國光から《〇時から施術を始めさせていただきます》というメールが届いた。

身体の節々の痛みは《幽霊が原因です》

「施術中は仰向けで横になって目を閉じていました。國光さんと電話で会話をしたり、メールで何か指示があるのかな、と思っていましたが、10分が経過しても何もない。身体に変化もなく、ただ横になっているだけ。それで、あっという間に30分が過ぎました。遠隔で『気』を送ってくれていたということでしょうか。私にはすべてがよくわかりませんでした」(A子さん)  すると、施術終了の予定時間から10分後。A子さんの元に國光から1通のメールが届いた。そこには《痛みの原因は幽霊》と書かれていたという。 「痛みを感じていた部分を中心に施術したという報告でしたが、メールの最後に《幽霊が付いていましたが、30分で浄化できました》《幽霊も痛みの原因です》と書かれていました。遠隔施術というのは、気功整体の一種だとばかり思っていましたが、こんなオカルトっぽいものだったとは……」(同前)  施術から時間が経つにつれ、A子さんは「とても心配になってきました」と語る。 「私は霊感などありませんし、《痛みの原因は幽霊》と言われて、正直気持ちが落ち着かなかった。幽霊の存在を信じているわけではありませんが、幽霊が原因と言われたら、それは気分が悪いです。それに、時間が経つにつれて他の心配事も出てきました。私は國光さんに携帯の番号や自宅住所を送ってしまったのですが、あれが何のために必要だったのかがわからない。個人情報を渡してしまったことが今でも引っ掛かって、せっかく気晴らしになると施術を受けたのに、逆にストレスを感じています」(同前)  國光からのメールには、遠隔施術の効果は時間が経つにつれてあらわれてくるとも書かれていたというが……。 「でも翌日以降も体の節々は痛いまま。施術の効果は特に感じませんでした。國光さんからは今後も月1回の遠隔施術を勧められましたが、30分7500円の値段を考えると、アロマオイル・マッサージを受けたほうが体が楽になる気がします」(同前)  國光のメールアドレスに、実際にはどのように施術しているのか、個人情報は何のために必要だったのかなどについての質問を送ったが、期日までに回答は得られなかった。  しかし國光は回答期限を過ぎた4月10日夕方にブログを更新。《遠隔施術を始めてさっそく、記者の方から、メールが来ました。(中略)僕は結局「胡散臭い」という言葉はついてきてしまうかもしれませんが、普通の人とは違う方法で施術ができます。施術という言葉も無理矢理施術という表現をしているだけで、なんという言葉で表したら良いかわからないのです。 》などと持論を展開した。  國光も「胡散臭い」ということは自覚しているようだが、それだけで済まされる問題ではないだろう。痛みの原因を《幽霊》だとして継続的な施術を勧めるなど、これは新手の“心霊商法”と言えるのではないか。

「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班)

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