引っ張るだけではがせるラベル キリンビバレッジが一部商品に採用
キリンビバレッジは、端を引っ張るだけで簡単にはがせるロールラベルを「生茶」「おいしい無糖」「ラブズ スポーツ」などの自動販売機用のペットボトル(PET)商品の一部に9月から採用開始し、今後も自販機対象商品について順次採用を拡大していく。 清涼飲料のPET商品のラベルにはシュリンクラベルとロールラベルの主に2種類が採用されている。 シュリンクラベルは、充填工場内のラベラーでボトルにかぶせ熱をかけて収縮させてボトルに装着するためラベル装填にあたって一定の厚みが必要となる。 一方、ロールラベルはPETを巻くように貼り付けるためラベルを薄くできる点が特徴で、簡単にはがせることからユーザーの負担を軽減しリサイルクルも促進。同社は、ロールラベルを導入しシュリンクラベル商品と併売することで、年間で約180tのポリスチレン樹脂使用量と約400tのCO2排出量の削減を見込んでいる。