シティに8試合ぶりの勝利をもたらしたデ・ブライネ 1G1Aの司令塔に称賛集まる 「我々がこれまで見た中で最高の選手の1人」
フォレストに3-0の勝利
プレミアリーグ第14節でノッティンガム・フォレストと対戦し、3-0の勝利を飾ったマンチェスター・シティ。苦しい時間が続いていた中、チームに勝利をもたらす活躍を見せたのがケビン・デ・ブライネだ。 [動画]ベルギー代表コンビが揃って1G1A デ・ブライネ、ドクの躍動でシティが公式戦8試合ぶりの勝利 今シーズンも怪我に悩まされていたデ・ブライネだが、この試合はスタメン出場。試合前にはコンディションの部分が心配されていたが、開始早々の8分にベルナルド・シウバのゴールをアシストすると、31分にはジェレミー・ドクのパスをPA内で受け、強烈なシュートを叩き込んだ。公式戦7戦未勝利が続いていた重い雰囲気を吹き飛ばすかのようなパフォーマンスを見せた。 シティの司令塔はこの日1ゴール1アシストに加え、チーム最多となる4本のキーパスを記録するなど圧巻の存在感を見せた。試合後、指揮官のペップは英『BBC』にて「彼が戻ってきて本当に嬉しい。彼は75分間素晴らしいプレイを見せた。彼は素晴らしい人物であり、シティに加入以来何年も非常に重要な存在であったため、最高の扱いを受けるに値する」と、デ・ブライネの重要性を強調した。 さらに元マンチェスター・シティのDFマイカ・リチャーズは「彼はトップクラスの選手で、我々がこれまで見た中で最高の選手の1人だ。彼は常にピッチ上でスペースを見つけることができる」と、この日の攻撃を牽引したデ・ブライネを称賛している。 また元シティの指揮官スチュアート・ピアースもデ・ブライネへ賛辞の言葉を送っており、『Amazon Prime』にて「彼はパスでアーリング・ハーランドを輝かせることができる選手で、ゴールを演出し、決めることができる。過去8、9年間で1人の選手を選ぶとしたら、デ・ブライネはほぼ全員のリストのトップに挙がるだろう」と語っている。 公式戦8試合ぶりの勝利を飾ったシティ。まだ首位リヴァプールとの勝ち点差は9と離れているが、ひとまず勝利を飾ることができた点はプラスだ。コンディションさえ整っていれば、まだトップクラスの選手であることをデ・ブライネは証明したが、復活した司令塔を中心にペップ・シティはここから連勝を重ねていくことはできるか。
構成/ザ・ワールド編集部