【ラグビー】関東中学校大会、雷雨で途中中止。決勝戦はおこなわず、両校優勝に
6月1日に熊谷ラグビー場で開幕した関東中学校ラグビーフットボール大会が2日目を迎え、1回戦を勝ち上がったB~Dブロックの決勝はおこなわれたが、Aブロックの準決勝第1試合、千歳中(東京3位)対明大中野中(東京1位)の後半開始直前に雷のため中断、天候回復の見込みがないとの判断により、そのまま中止となった。 協議の結果、千歳中と明大中野中の試合は、規定により前半を5-0でリードしていた千歳中の勝利とし、準決勝第2試合の茗溪学園中(茨城1位)対岡部中(埼玉・栃木1位)、敗者戦の國學院久我山中(東京2位)対関東学院六浦中(神奈川2位)の2試合は8日に延期となった。 そして、8日に予定していた決勝戦と3位決定戦はおこなわず、決勝進出を決めた千歳中と、8日におこなわれる茗溪学園中対岡部中の勝者が両校優勝、また明大中野中と、茗溪学園中対岡部中の敗者が両校3位とすることが決まった。 思わぬ形で優勝、そして太陽生命カップ出場を決めた千歳中・加藤敦監督は「前半の限られた時間で、チャンスをものにすることができました。子どもたち主体でやっていくことを一番大事にしており、まだまだ成長過程ですがチームとして団結しつつあるという手ごたえは感じています。太陽生命カップは子どもたちが自分たちで獲得した舞台なので、とにかく楽しんでもらいたい」と話した。都予選で準決勝で敗退、その悔しさをバネに今大会に挑んだ。 一方、後半これからというところで中断、そして準決勝敗退となった明大中野・村山幸治監督は「子どもたちの安全を考慮しての判断なので仕方ありません。まだ秋の大会がありますので、秋の東日本大会に向けて頑張ります」と無念の表情をにじませていた。 なお6月8日の最終日は、15時から敗者戦の國學院久我山中対関東学院六浦中、準決勝の茗溪学園中対岡部中を16時から熊谷ラグビー場Aグラウンドでおこなう。
2日目までの結果は左記の通り。