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ソフトバンク2試合でたった3点 打線に工藤監督「しっかり援護を」

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西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク2-3楽天(20日、ペイペイドーム)  力投した石川を前回登板に続いて「見殺し」にした首位ホークスが2連敗を喫した。楽天先発の岸から甲斐のソロによる1点しか奪えず、9回の反撃も1点止まり。ここ2試合で3得点と元気のない打線に、工藤監督も「打つ方がもう少し頑張らないと」と奮起を求めた。4カードぶりに同一カード3連戦を負け越し、9月のデーゲームは5戦全敗。2位ロッテに再び1・5ゲーム差に迫られた。 【写真特集】「福岡で一番かわいい女の子」も ノーバンに挑戦!美女たちの始球式  ドラマを願う本拠地のボルテージは最高潮に達していた。2点を追う9回。1死から守護神ブセニッツに4連打を浴びせて1点差に迫り、なお1死満塁。一打サヨナラもある絶好機で周東は二ゴロに倒れたが、続いて打席に入ったのは「満塁男」の栗原だった。  今季はここまで満塁で7打数5安打、打率7割1分4厘。満塁弾も1本放つなど10打点を荒稼ぎしていた。今季8度目の満塁での打席に、入場制限の緩和が始まった19日に続いて1万人を超すファンが来場したスタンドからは、大声援に代わる拍手が送られた。  2ボール1ストライクからの4球目。高め直球を完璧に捉えると、観客席からは「おー!」と禁止されている声が上がったが、強烈なライナーは一塁手の鈴木大のミットに収まった。多くのファンが思わず漏らした声は「あー」という大きなため息に変わっていた。 「いい攻撃でしたね。もう一息でした」。工藤監督は土壇場での意地と粘りをたたえたが、前日19日に1得点だった打線はわずか2得点。8回2失点と力投した先発の石川を、1失点完投で敗戦投手となった13日の西武戦に続いて「見殺し」にしてしまった。  ベテラン岸を攻めあぐねた。3回に甲斐の一発で先制した後が続かない。6回は周東の右前打と二盗、栗原の犠打で1死三塁としながら、中村晃は空振り三振。申告敬遠の柳田が二盗を決めた2死二、三塁では、今季4度目の5番だった松田宣が遊ゴロに倒れた。  絶好の勝ち越し機を逃した直後の7回は、石川がロメロのソロで1点を勝ち越された。9回も2番手松本が先頭打者に痛い一発を許したとはいえ、2試合で計3得点の貧打が最大の敗因。2連敗で4カードぶりに負け越し、9月のデーゲームは5戦全敗となった。  「トータルで失ったのは3点なので。ピッチャーはしっかり投げたと言っていいと思う」。工藤監督は投手陣をかばった。さらに「打つ方がもう少し頑張らないといけない。3点以上取られた試合は最近少ない。打線がしっかり援護してあげないと」と続けた。  コロナ禍で120試合となったレギュラーシーズンも80試合を消化。残り試合はちょうど3分の1の40試合となり、日本ハムに勝った2位ロッテには再び1・5ゲーム差と詰め寄られた。チーム防御率3・11は12球団トップ。3年ぶりのリーグVを現実にするため、指揮官は打線の奮起を促した。 (倉成孝史)

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