リコー・松橋周平のトップリーグ2021。スローガン「BIGGA」を体現するリコーの共同主将
日本代表8キャップを保持する世代屈指のバックローワー(FW第3列)、リコーの松橋周平。 松橋周平選手インタビュー|ラグビー トップリーグ2021 リコーブラックラムズ 2016年のアルゼンチン戦で日本代表にデビューし、スーパーラグビーのサンウルブズ(日本)でも2シーズン(2017、2019)活動。得意のジャッカル、突進力で世界レベルの実力を示した。 千葉・市立船橋から明治大学へ進み、大学2年から重戦車FWを牽引する「メイジの8番」を背負った。 5年目を迎えたリコーブラックラムズでは、引き続き同期のCTB濱野大輔と共同主将を務め、名実ともに創部1953年の伝統チーム、リコーのリーダーとして高みを目指す。 果たしてトップリーグ2021に懸ける意気込みとは? ステイホーム期間ではガールズグループ「NiziU(ニジュー)」を生んだオーディション番組『Nizi Project』から学びを得たという。向上心を絶やさない27歳の好漢に迫った。
チーム・スローガンは「BIGGA(Back in game,Go again.)」。
――今季のリコーはどんなスタイルでしょうか。 チームのスローガンは「BIGGA(Back in game,Go again.)」です。自分の仕事が終わったらすぐ次の仕事に行く。ボールを持っていないところでどれだけエフォート(努力)するかにこだわっています。
――昨シーズンからチームにどんな変化がありましたか? スーパーラグビーのブランビーズ(オーストラリア)から、ピーター・ヒューワット アタックコーチ、ローリー・マーフィーFWコーチが来てくれて、役割が明確化しました。それが上手くいっている充実感があり、そこが昨シーズンと違う部分だと思います。
――トップリーグ2021で見せたい自身のプレーは? 2019年のワールドカップ日本大会に出場できず「改善しなければ」と取り組んできましたが、今年は自分の武器にこだわるより、チームの中で良いパフォーマンスを出し続けたいです。 そして全部の試合で一貫性をもってハイパフォーマンスを出すことを意識しています。ただ強いて言うならば、毎試合コンスタントにジャッカルをすることは大事かなと思っています。