番組Pが惚れ込んだ、田中圭のすごみ。展開の速さについても|『わたしの宝物』三竿Pインタビュー
現場で見せる田中圭のすごさ
――1話から5話までの表情の変化はどのようにディレクションされたのでしょうか。 三竿:正直なところ、田中さんがうまく調整してくださったなという印象が強いです。おそらく6話まで知っていた中で、1話はこのぐらいのモラハラ度でいこうとか、調整してくださったのかなと。もちろん監督陣も台本をよく理解して、全体像を見ているので、ときどき「もう少し抑えた方が良いかも」というようなディレクションが入ることはあるのですが、概ね田中さんの力が大きいなと思います。 ――なるほど。 三竿:実際、台本を渡すたびに「読んでどうだったか、どう思ったか」という話はさせてもらっているのですが「これってこういうことだよね」っていう感じはいつもこちらが想像していた以上に掴んで、私たちがどういう狙いでこういうシーンを作ってるかを理解してくださっているなと思います。
後半の見どころ
――後半戦の見どころについてもお伺いしたいです。 三竿:ついにいろいろバレてしまって、追い込まれていっちゃっている頃かと思います。その中での美羽自身の選択とか、「もちろん覚悟はしていたけど、こんなバレ方をするのか」っていう驚きとかもあると思います。友達との関係性もそうですし、夫に対してどういうふうに向き合っていくのかはぜひ注目してほしいですね。 それから、逆に宏樹がどういうふうに選択するのか、冬月も自分のせいで何かが起きてるっていうのはわかっているので「なんとかしたい」っていう気持ちがあって、ほんとに三つ巴というか、三人がどうするかを楽しみにしていただけたらと思います。 ――最終回に向けては、どのような仕掛けがありますか? 三竿:ラストに向けて、まだまだ驚きの要素は入れているつもりなので、続けてみていただくと「え~!?」っていうのが出てくると思います。 ――本当にドラマならではの「来週まで待てない」が続いている状態ですので、楽しみです。 三竿:皆さんに来週も見ていただくために、一生懸命予告を作っていますので、ぜひ楽しみにしていただけると嬉しいです!ぜひ続けて見ていただきたいです。 <取材・文/於ありさ> 【於ありさ】 テレビ・ラジオ・映画・アイドル・お笑い・恋愛番組・ガールズムービー…とにかくエンタメ好き!サウナと旅で体を癒しながら、マイメロディに囲まれた自宅でエンタメ漬けの毎日を送っている。
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