日本男子の新たな脅威、中国次世代エース林詩棟を徹底分析!「卓球IQが高い!」とMC武井壮も驚きの戦術&技術に迫る 【卓球ジャパン!】
そしてMC平野早矢香を驚かせたのが8-8に追いついてからの2本だ。 これまでとは違う強い横回転のサーブをミドルに出して馬龍のレシーブを崩すと、フォアサイドを切るバックドライブで得点。 さらに9-8でもほぼ同様の展開で連取した。 「力みもなく自然に鋭いボールを打っていて、でも(そういう技術を)全面に出すというより自然に駆け引きの中でできるところに私は怖さを感じました」(平野) 最後は大きいラリーから林詩棟が回転をかけたロビングで高く返して馬龍がスマッシュミスで試合終了。 中国男子の新旧エース対決は4-8から7連続ポイントをあげた林詩棟が制した。
高いポテンシャルを秘めた林詩棟ではあるが、彼に対して相性が良いのが日本のエース・張本智和(智和企画)だ。 10月のアジア選手権決勝では張本が勝利して50年ぶりの金メダルに輝くと、11月のWTTファイナルズ福岡でもフルゲームの末に勝利をおさめている。 19歳の林と21歳の張本。今後も2人のライバル関係は長く続いていくことだろう。
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