アストロズ菊池雄星、レイズ戦で6回途中1失点…6勝目の権利得て降板
◆米大リーグ レイズ―アストロズ(13日、米フロリダ州セントピーターズバーグ=トロピカーナフィールド) アストロズの菊池雄星投手(33)が13日(日本時間14日)、敵地のレイズ戦で移籍3試合目の先発。6勝目の権利を得て6回途中3安打1失点5奪三振で降板した。 初回は3者凡退。2回に連打で1点を先制されたが、その後3イニングは0を並べた。6回2死から二失で走者を出したところで2番手にマウンドを譲った。アストロズ打線は3回にY・ディアスが適時同点打。5回にブレグマンが勝ち越し19号を放った。 前回登板の7日(日本時間8日)、敵地のレンジャーズ戦では2試合目で移籍後初勝利となる5勝目を挙げた。 加入後初登板だった2日(同3日)のレイズ戦はチェンジアップを多投。レ軍戦ではスライダーを、球速も変えながら投げ分けた。いずれも膨大なデータを活用した首脳陣からの助言。「ビデオを見る時間が増えたし、相手打者をよく知って試合に入ろうとしている。今まで以上に勉強している」と菊池。この日のレイズ戦では現地放送で菊池の球種「ビフォーアフター」を紹介。ブルージェイズ時代からはスライダーとチェンジアップの割合が倍増。直球は微減、カーブが1/5程度に激減していた。
報知新聞社