韓国がプレミア12の代表候補35選手を発表 28選手に絞った日本と戦略に違い「開幕前まで追加交代可能」
韓国プロで「38-40」の21歳キム・ドヨンに注目
11月9日に開幕する野球の「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」に出場する韓国代表候補が11日、韓国野球委員会(KBO)から発表された。先に発表された日本代表「侍ジャパン」が登録メンバーの28選手に絞ったのに対し、韓国が今回発表したのは35選手。「大会規定によれば、開幕前までエントリーの変更は可能」とうたっており、ギリギリまでメンバーを見極める方針のようだ。 【動画】「なんやあの顔面偏差値の高さ」 日韓OB戦に降臨した韓国チアガールの実際の映像 韓国代表候補入りした35人は全員が韓国プロ野球でプレーしている。チームを率いるのは、昨年11月の「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」でも監督を務めたリュ・ジュンイル氏だ。 KBOの発表した資料では「大会規定によれば、開幕前まで最終エントリーは追加交代が可能」としており、チームを構成した戦力強化委員会は、10月いっぱい続く韓国プロ野球のポストシーズンと招集したキャンプで各選手の集中力を見極め、最終の参加選手28人を確定するという。日本代表「侍ジャパン」はすでに9日に28人のメンバーを発表しており、戦略の違いが浮き彫りとなった。 今回の韓国代表は「2026年のワールド・ベースボール・クラシックと2028年のロサンゼルス五輪で活躍を期待する20代の若い選手を中心に構成した」とされており、昨年のアジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)にも出場し、今季は韓国プロ野球で38本塁打、40盗塁を記録した21歳のキム・ドヨン内野手(KIA)が注目を集めそうだ。一方で昨年のAPBCで4番を打ち、日本との決勝でも先制打を放ったノ・シファン内野手(ハンファ)が選出されていない。 2019年の前回大会は、決勝で日韓が激突。日本が5-3で勝利し世界一に輝いた。今回両国の戦略の違いは、どのような結果をもたらすだろうか。日本と韓国はともにグループBに入っており、11月15日に台湾・台北市の台北ドームで激突する。
THE ANSWER編集部