寺山遼冴がRISEでは初のKO勝ちで来年のタイトル戦線殴り込みを宣言【RISE183】
元DEEP☆KICK 53kg王者の寺山遼冴(フリー)が「RISE179」(6月30日、東京・後楽園ホール)でKING龍蔵(ROYAL KINGS)と対戦し、3Rに3度のダウンを奪いKO勝ちを収めた。 寺山は5月の牧野騎士戦から階級をフェザー級に上げて、今回が2戦目。RISEでは初のKO勝ちを収め、来年のタイトル戦線への殴り込みを宣言した。 1R、サウスポーの寺山とオーソドックスの龍蔵。いきなり突っかける龍蔵。寺山はさばくと右ジャブから。龍蔵が右フック。寺山のワンツーに龍蔵は右ミドル。龍蔵が圧をかけて右ミドル。龍蔵は右インロー。寺山はワンツー。龍蔵は圧をかけて右インロー、右ハイ。寺山は右ジャブから左ストレート。寺山は左フック、右ジャブ。龍蔵が右インローを返すがローブローで中断。すぐに再開。前に出る龍蔵に寺山が左ハイも龍蔵がガード。圧をかける龍蔵をいなしてパンチを返す寺山。 2R、龍蔵のローにパンチをまとめる寺山。圧をかけて前に出た龍蔵に寺山が狙いすました左ストレート。距離をつかんだ寺山がパンチを当てていく。龍蔵の右ミドルに寺山がワンツー。寺山はワンツーから左ミドル。龍蔵の右ミドルに左ストレートの寺山。寺山は右ミドル。ワンツーを的確に当てていく。バッティングが起こり、一時中断。再開後、寺山は前に出てパンチを連打。龍蔵のパンチは空を切る。
3R、圧をかけて右インロー、右ミドルの龍蔵。寺山はすぐにパンチを打ち返す。龍蔵の圧を足を使ってかわす寺山。龍蔵のボディーストレートにワンツーを返す寺山。龍蔵が前に出たところに寺山が左の三日月蹴りをドンピシャのタイミングで合わせダウンを奪う。立ち上がった龍蔵がパンチを振って前に出るが寺山は冷静に見切るとパンチを打ち返し、下がらせる。そして再度、龍蔵が前に出たところで寺山がカウンターで左ストレートを合わせてダウンを重ねる。なおも立ちがり前に出る龍蔵だったが、打ち合いの中で寺山が左ストレートで3つ目のダウンを奪いKO勝ちを収めた。 寺山は試合後のマイクで「11月、12月からに自分のジムがオープンすることになったので、そこのほうも注目お願いします。そして“パワーがない”とか言われたので、今日はKO勝ちで勝ちたくて。RISEで初めてのKO勝ちで、いい結果が残ったと思うので、来年はタイトル戦線、お願いします、伊藤代表」とリングサイドの伊藤隆代表にタイトルに絡む試合をアピールした。