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宮古島の歓楽街、クラスター発生で休業続々

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宮古毎日新聞

感染拡大に懸念広がる

 宮古島の歓楽街、通称「イーザト」にある飲食店で、新型コロナウイルスに集団で感染するクラスターが発生したことを受け、多くの飲食店が臨時休業に入る。すでに自主休業に踏み切った店舗もあるが、県が協力金を出して休業要請を実施するため、さらに多くの店舗が休業に入る見通しだ。  イーザトは、接待を伴う飲食店が軒を連ねる繁華街で、6月18日に県境をまたぐ政府による移動自粛要請の全面解除を機に、客足が少しずつ戻っていた。  7月下旬の連休中は、市内商店街の居酒屋なども含めて飲食業界が活気を取り戻し、新型コロナで冷え込んだ島内の経済活動に盛り返しの兆しが見られた。  半面、人の出入りが活発になることで感染リスクが拡大。結果として宮古島市での感染者は21人に上っており、イーザトの接待を伴う飲食店では、一店舗でクラスターが発生する事態に陥った。  この状況を受けて、イーザトの多くの飲食店が臨時休業に入る。約70事業所で構成される宮古島社交飲食業組合によると、接客を伴い、かつ大人数が入店できる店のほとんどは「閉める方向にある」という。その数は約30店舗に上る。  すでに4日夜の段階で休業に入った店舗もあり、普段にぎわいを見せるイーザトは閑散としていた。  1~2週間休業する店舗の代表は「今後はコロナの感染状況を見ながら再開の判断をしたい」とした。  中には「もうどうすれば良いのか分からない」と悲痛な声を上げる人も。「従業員の安全を守ることを最優先に判断するだけだ」と当面は感染防止に全力で取り組むという声もあった。  同組合の奥平玄信組合長は「多くの店が休業するが、従業員を守るための手段であり、仕方がない判断だと思う」と店舗経営者が置かれている窮状を代弁し、「これ以上感染が広がらないことを願うばかりだ」と話した。