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日産が理想を追い求めて作り続けたスーパースポーツ

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Forbes JAPAN

企業の成長物語で、最初の数年は大きな赤字だった、とは、よく聞く話である。たとえば、アップルの故スティーブ・ジョブスも「最初の2年は本当に苦労しました」とインタビューで語っていた(『ジョブスと11人の証言』講談社)。 話を一つの製品にかぎってみても、ブレークさせるのはたいへんだし、継続して利益を生むのは、やはり労苦の連続だ。しかし成功例もある。「NISSAN GT-R」だ。 現在のR35型のデビューは2007年。13年作り続けられているクルマを探すほうが難しいほどの長寿である。しかし乗れば、つねに感動がある。身体をしっかりホールドしてくれるシートに落ち着いて、小径のステアリングホイールを握ると気分が高まる。走りだすと、血が沸騰しそうになる。すばらしい加速力、みごとな制動力。 エンジンは3799ccのV型6気筒。419kWの最高出力と637Nmの最大トルクをもつこのエンジンに、理想的な操縦性を実現するためフルタイム4WDシステムが組み合わせてある。 GT-Rが高出力である以上に、実際の価値は数字を超越している。 現行ラインナップは、ロングツーリングにも向く「GT-R Premium edition」、走りがより楽しめる「GT-R Track edition engineered by NISMO」、さらに、軽量車体に高出力エンジンなどでサーキット走行が得意な「GT-R NISMO」(ページ上部イラスト)と幅が広い。 結果、GT-Rは、“新しいクルマは従来より高性能”という自動車の“常識”を打ち破っている。なぜこんなクルマができたか。理由は、作り手の主張が明確なところにあると思う。「究極のドライビングプレジャーの追求」というコンセプトがはっきりしており、時流に合わせて改良が施されている。向かうところを明確に見ているのだ。 成功するために必要なことについて、生前“ビジョナリー”と呼ばれたジョブスが、冒頭の本のなかで「最後まで成し遂げようとする情熱が必要です」と述べている。GT-Rにもそれがある。 駆動形式 : 4WD 全 長 : 4710mm 全 幅 : 1895mm 全 高 : 1370mm 最高出力 : 419kW[570PS]/6800rpm 価 格 : 10828400円から(税込) 問い合わせ : 日産自動車 お客さま相談室(0120-315-232) 【COLUMN】カーデザイナーとともに、一枚の絵を完成させる 自宅で過ごす人々と、世界中の日産のデザイナーがつながる 「世界中にいる日産のデザイナーたちは今、この時間にも描き、そして夢を創造しています」。 日産自動車は、2020年4月中旬、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため自宅待機している人たちのためにと、デザインを通したキャンペーンを実施。世界各国の日産デザイナーたちが制作した23ページに及ぶ「塗り絵」をウェブサイトからダウンロードできるようにした。同時に、自作のデザインスケッチの投稿も募集。冒頭の談話を披露した日産のグローバルデザイン担当専務執行役員アルフォンソ・アルバイサと彼のチームのデザイナーたちは、ホームページのビデオを通して、デザインのひらめきや、どのようにしてカーデザイナーになったのか等について自分たちの経験を軸に語り、加えて、クルマのデザインに携わりたいと思っている人へのアドバイスも行うという。ハッシュタグ #drawdrawdraw もぜひチェックを。

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