東芝、イギリスの投資ファンドから2兆円規模の買収提案を受け「慎重に検討する」
電機大手の東芝が、イギリスの投資ファンドから2兆円規模の買収提案を受けたことが分かった。東芝の買収を検討しているのは、イギリスの投資ファンド、『CVCキャピタル・パートナーズ』などです。関係者によるとCVCは、TOB=株式公開買い付けを通じて東芝の株式を非公開化するという提案をしたもよう。買収額は2兆円を超える見通しだ。 【映像】東芝、イギリスの投資ファンドから2兆円規模の買収提案を受ける 東芝は経営方針などをめぐって「もの言う株主」といわれる外資系ファンドと対立が続いていて、3月の臨時株主総会では、ファンド側の提案が承認されている。 CVCとしては、企業統治体制の抜本的な見直しを図る狙いがあるとみられる。東芝は「きのう提案を受けたばかりのため今後、慎重に検討する」とコメントしている。 (ANNニュース)