鳥栖・森谷賢太郎が今季限りで現役引退発表「幸せなサッカー選手生活でした!」8日磐田戦後セレモニー
J1鳥栖は6日、MF森谷賢太郎(36)が今シーズンをもって現役引退することを発表した。8日の磐田戦後に引退セレモニーを実施する。 チームの発表を受け、森谷もコメントを発表。「2024シーズンをもちましてプロサッカー選手を引退することを決断しました」と報告し「サッカーは僕にたくさんのギフトを与えてくれました。仲間との出会い、人としての成長、自分を突き動かすエネルギー、優しさ、逞しさ、喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、そして夢を持つことの大切さ。もしサッカーをしていなければ、今の自分は存在しなかったと思います」「これまで支えてくださった 温かく見守ってくださった どんな時でも応援してくださった みなさまのおかげで幸せなサッカー選手生活でした!」とサッカーに、仲間に、ファンに感謝の思いをつづった。 以下、コメント全文 2024シーズンをもちましてプロサッカー選手を引退することを決断しました。 5歳の時にサッカーを始めてからおよそ30年が経ちました。 僕の人生はサッカーとともにありました。 サッカーボールはいつも僕の隣にあり、夢中で追いかけ続けた日々でした。 サッカーは僕にたくさんのギフトを与えてくれました。 仲間との出会い、人としての成長、自分を突き動かすエネルギー、優しさ、逞しさ、喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、そして夢を持つことの大切さ。もしサッカーをしていなければ、今の自分は存在しなかったと思います。 これまでのサッカー人生の中で、良いことばかりではありませんでした。時に哀しみや辛さ、投げ出したくなるような瞬間もありました。それでも、それらすべてがサッカーの素晴らしさなのだと思います。 僕の好きな言葉に、「人生の豊かさは喜怒哀楽の総量」というものがあります。すべての経験がかけがえのないものであり、サッカーはそのすべてを僕に与えてくれました。 いま、怪我が癒え、久しぶりにボールを蹴っています。やっぱりサッカーは楽しい!そして、仲間って本当に最高!心の底からそう感じています。競技者としてプレーすることはもうありませんが、僕はこれからもボールを蹴り続けると思います。そして、サッカーが与えてくれたギフトを、子どもから大人まで、サッカーが大好きな人たちに届けることが僕にできる恩返しだと思っています。 これまで支えてくださった 温かく見守ってくださった どんな時でも応援してくださった みなさまのおかげで幸せなサッカー選手生活でした! 心から感謝の気持ちをお伝えします! ありがとう! 森谷賢太郎