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棋風分析も独創的 連盟会長・佐藤康光九段が生んだ「棋士マトリクス」/将棋・AbemaTVトーナメント

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ABEMA TIMES

 将棋も独創的であれば、ふとしたところで見せるものも同じだった。日本将棋連盟の会長を務める佐藤康光九段(50)が、プロ将棋界初の団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の5月23日放送回に登場。チーム康光のリーダーとして、森内俊之九段(49)、谷川浩司九段(58)との作戦会議中、他の棋士が得意な戦型などを書き出すところ、事象について縦軸・横軸で分析するマトリクスを用いて、棋風分析を行うという“新手”を見せた。 【映像】佐藤康光九段の「棋士マトリクス」  佐藤九段は連盟会長という重責を担いつつ、トップ棋士としても活躍。その独創的な戦いぶりに、ファンも多い。またユーモアに溢れるコメントでも知られ、イベントなどのあいさつだけでなく、4月からチームで始めたTwitterの合同アカウントでも3人の中では、“ネタ担当”とも思えるポジションを取っている。  レジェンド棋士3人が集まった作戦会議で、どんな会話が繰り広げられるかと注目が集まるところ、スッと立ち上がった佐藤九段はホワイトボードに向かって大きく直線を2本、十字に書き始めた。縦軸は「直感・読み」、横軸は「攻め・受け」。どうやら対戦相手の棋士をここに分類し、対策を立てようという意味合いだったようだ。  検討の結果は、都成竜馬六段(30)が、「読み」寄りで、攻め・受けについては中間、逆に高見泰地七段(26)が「直感」寄りで、攻め・受けは「やや受け」ということに。最後に糸谷哲郎八段(32)については「かなり直感」「かなり受け」という、極端なものになった。  これまでのチームは、棋士ごとに先手・後手の戦型を予想することがほとんどだったが、まずは棋風をマトリクスで見るところから始めたところは、まさに康光流。視聴者からも「独特な分析」「図解」「かつてない分析wwww」「ホワイトボードの活用度は優勝だな」という声が寄せられた。連盟会長が考案したマトリクスだけに、今後棋風を表す上で、今後各所でマトリクスが使われるようになってもおもしろい。 ◆第3回AbemaTVトーナメント  持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行い、1回の対戦は三番勝負。3人1組の12チームが、3チームずつ4つのリーグに分かれて総当たり戦を実施。1対局につき1勝を1ポイント、1敗を-1ポイントとし、トータルポイントの多い上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進出する。優勝賞金1000万円。 ◆出場チーム&リーダー  豊島将之竜王・名人、渡辺明三冠、永瀬拓矢二冠、木村一基王位、佐藤康光九段、三浦弘行九段、久保利明九段、佐藤天彦九段、広瀬章人八段、糸谷哲郎八段、稲葉陽八段、Abemaドリームチーム(羽生善治九段)

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