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コロナ“再燃”で点検したい予防対策の「要不要」

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東洋経済オンライン

緊急事態宣言が明け、経済活動も、個人の活動も本格的にもとに戻ろうとしています。しかし、新型コロナウイルスは、なくなったわけではありません。ワクチンができあがるまで、個々気をつけて過ごさなければ、また「自粛」に戻ってしまう可能性もあります。 感染症の専門医で日本感染症学会にも所属する佐藤昭裕先生に、自粛期間が明けた今だからこそ気をつけたいことを同氏の最新著作『感染症専門医が普段やっている 感染症自衛マニュアル』から抜粋してご紹介します。

■あなたのマスク・手洗いは間違っていないか?   これまでの対策で、マスク・手洗いは十分なさっていると思います。  実は専門家の間では2019年から2020年にかけては、インフルエンザが猛威を振るうと予想されていたのです。それが、新型コロナウイルスの流行により、皆さんがマスク・手洗いを心がけたおかげで、インフルエンザの流行は抑えられたとも考えられます。  しかし、見ていると、なかには間違ったマスク・手洗いをしている方もいるので、あらためてこちらにまとめておきたいと思います。

・マスクは耳から外す  テレビでもよく見かけるのですが、マスクの正面を持って外そうとする方がいます。  マスクの正面にはウイルスが付着していると思われますので、外すのは必ず「耳」にかけたゴムの部分から外しましょう。 ・いつでもマスクが必要なわけではない  マスクは年がら年中かけなくてはならないものではありません。人の飛沫を浴びてしまう、人に飛沫を浴びさせてしまう可能性がある場合に、かければよいでしょう。  それこそ「3密」の状態、また、人と会って話すときや、満員電車にも、飛沫感染のリスクがあり、そこではマスクが有効です。

 しかし、1人で街中や公園を散歩するなど屋外にいるときや、屋内でも、約2メートル(飛沫が飛び散る範囲の目安)の「ソーシャル・ディスタンス」が保たれている状況では、マスクは必要ありません。ただし、途中で誰かに話しかけられる可能性があれば、マスクをしたほうがよいでしょう。  とくに夏になり気温が上昇してくると、熱中症のリスクも高まります。周囲に人がいないとき、1人でいるときはマスクは外してかまいません。とくに子どもは地面からの熱を受けやすく熱中症の危険性が増しますので、注意してください。

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