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「“怒られないように”で結果が出た人、います?」岸田奈美が“自分に甘い環境に行け”と語る理由

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新R25

9年勤めた会社を辞め、今年4月に独立した作家・岸田奈美さん。 「櫻井翔さんと密会で30分間、対面したら2kg太った」 「1時間かけてブラジャーを試着したら、黄泉の国から戦士たちが戻ってきた」 「最愛の母に『死んでもいいよ』と言った日」 これらはすべて、岸田さんが「note」に発表したエッセイなのですが… 会社員時代に何気なく書き始めた文章をきっかけに、どんどん仕事が舞い込むようになった岸田さん、今では糸井重里さんやZOZO創業者の前澤さんなど、数々の“大物”たちとも仕事を実現しています。 僕たちビジネスパーソンもできれば岸田さんのように、「この人と一緒に仕事をしてみたい!」と思ってもらえるような人になっていきたいもの。 そこで今回岸田さんに「次につながる仕事の仕方」をテーマにお話を伺ったのですが…取材は“会社員時代の壮絶なお話”から始まったのでした。 〈聞き手=サノトモキ〉

自分の“個性”がことごとく裏目に出た会社員時代

サノ: 岸田さんは作家としてはもちろん… ユニバーサルデザイン(高齢者、障がい者などが行動しやすい社会をつくること)の研修などをおこなう株式会社ミライロにいた会社員時代も、『NEWS ZERO』で嵐の櫻井翔さんに取材されたり、『ガイアの夜明け』に出演されたり… 尋常じゃなく活躍されてますよね。やっぱり当時から、「仕事が次の仕事を呼ぶ」ような状態だったんでしょうか? 岸田さん: いや、じつは私…会社でめっちゃくちゃ怒られてたんですよ。 仕事すればするほど叱られてました。 私は面白いと思ったことに直感で飛びついて、爆速で仕上げるのが得意なんですけど… ただ、広報ってけっこう細かい仕事もたくさんあるんです。 「広告換算費」みたいなお金回りのこととか、年間計画を立てるとか…私はそういう細かいことがまったくできなくて、社会人としてありえない失敗ばかりしていました。 サノ: でも、『NEWS ZERO』で取り上げられた結果、会社で取りくんでいた「ユニバーサルマナー検定」は一瞬で半年先まで席が埋まったんですよね…!? それだけの結果を出してても怒られたんですか? 岸田さん: 櫻井翔さんの取材のときも、「地方の新聞に露出していこう」みたいな会社の戦略を無視して飛びついたんですけど… 「岸田の仕事は立てた目標とズレすぎて評価ができない」と言われるケースがたくさんあって。私の衝動的な部分が、ことごとくマイナスに働いてしまっていたんですよね。 あと、「日報が書けない」「経費精算ができない」「夜中プレスリリースの執筆に集中しすぎて朝会社に来られない」とか…みんなが当たり前にできることが全然できなかったんです。 だから、だんだん会社のなかでも、「みんなが当たり前にやってることをやらない岸田はどうなのか」みたいな困惑が生まれてきて。 チームの輪を乱したり、迷惑をかけたり…足を引っ張ってしまっていたんですね。 サノ: なるほど… 「みんなが当たり前にやってるのに」って言われちゃうのはすごくしんどいだろうな…でも、言いたくなる気持ちもわかる。 岸田さん: コミュニケーションも上手なほうではなかったので、すれ違いが起きたり、わたし自身も失敗が重なったりして、ある時に同僚と衝突してしまって… そこで完全に心が折れてしまい、三ヶ月休職しました。

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最終更新:
新R25