＜日本・台湾＞5回、2点適時三塁打の清宮はベンチでナインと喜び合う　（撮影・西川祐介）

　◇WBSCプレミア12　スーパーラウンド第3戦　日本9―6台湾（2024年11月23日　東京D） 【写真】清宮はお立ち台でポーズを決める 　「ラグザス　presents　第3回WBSCプレミア12」で大会連覇を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は23日、スーパーラウンド3戦目（東京ドーム）で台湾と対戦し、1点差に迫られた5回に清宮幸太郎内野手（25）が2点を叩き出す三塁打を放つなど相手を突き放し9―6で勝利した。24日の決勝は再び台湾と対戦し、日本は大会史上初の全勝優勝をかけた大一番となる。 　1点リードで迎えた5回だった。2死満塁からワイルドピッチで1点を入れ、なお2死二、三塁のチャンス。清宮がフルカウントから右中間フェンス直撃の2点三塁打を放った。 　清宮は、試合前に東京ドームで開催された世界野球ソフトボール連盟（WBSC）主催の「eプレミア12」のチャンピオンシップゲームに特別ゲストとして登場したイチロー氏と言葉を交わしていたことを聞かれると、「あの…けん制は捕れよ、と」と笑顔で18日ドミニカ共和国戦の一塁守備で、井上のけん制球を捕り損ねたことをイジられたことを明かした。 　そして、試合前のレジェンドとの交流からパワーをもらい「最後のひと伸び」でフェンス直撃の三塁打が生まれたと笑った。