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【政治部長が解説】菅新内閣は「きんぴらごぼう内閣」その心は?

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日本テレビ系(NNN)

16日に発足の菅内閣。菅新総理の狙いについて、日本テレビ報道局、小栗政治部長が解説します。 小栗政治部長は菅新内閣を「きんぴらごぼう内閣」と名付けました。 その意図は…?

注目の大臣は?

藤井キャスター:20人の閣僚、小栗さんが注目するのはどの大臣ですか。 小栗政治部長:まずは、行政改革担当の河野太郎氏です。菅総理は今回一貫して、省庁の縦割り打破、規制改革を前に進めたいと話してきました。 その意味で注目されていた行革担当大臣なんですが、河野さんはかつて「元祖、仕分け人」という異名をつけられたほど、省庁の無駄に斬り込む、いわゆる事業仕分けなどで存在感を出しました。 河野さんのある意味、周りを気にせず大なたをふるう実行力に期待しての起用だとみられます。 次にデジタル担当大臣の平井氏です。行政のデジタル化、例えばオンライン診療や子どもの教育のためにパソコン1人1台配り、高速ネットワーク環境を整備する、といった仕事になりますが、かつてIT・科学技術担当大臣をつとめた平井さんに決まりました。実は平井さんは、今回の自民党総裁選で菅さんと戦った岸田さんの派閥に所属しているんですが、自民党のデジタル社会推進特別委員長も務めていた、この分野の専門家ということで、起用されました。 小泉進次郎議員も今回、「デジタルのことを平井さんがばっさばっさと改革していくんだと思う」と話しています。 そして、防衛大臣の岸氏です。岸さんは、いわずと知れた、安倍前総理の実の弟です。 ただ、安倍前総理への配慮というだけでなく、これまでに防衛大臣政務官や外務副大臣も務めた外交安保分野の経験が買われたものとみられます。 北朝鮮情勢を見据えて政府は、イージスアショアに代わるミサイル防衛策を年内をメドにまとめる方針で、早速手腕が問われることになります。 藤井キャスター:加藤官房長官や、田村厚生労働大臣の起用については? 小栗政治部長:とても手堅い人事という印象です。加藤官房長官は第二次安倍内閣で官房副長官を務めた経験もあります。ある政府関係者は調整能力・説明能力の高い人で、派手なパフォーマンスはしないけれど淡々と仕事をすると評しています。 田村さんは、今回の総裁選で菅さんと戦った石破派からただ一人入閣したんですけど、これまで厚生労働政務官や厚生労働大臣などを経験し、厚生労働分野を熟知しています。コロナ対策がまずは政権の一大目標になりますので、実務能力が買われたということだと思います。

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