ライダーなら誰しも乗ったことある? CB400SFはなぜ生産終了するのか
ホンダのロングセラーモデル「CB400SF」、なぜ生産終了する?
2022年4月28日、ホンダのホームページで、30年のロングセラーバイクである「CB400SF」が生産終了になると発表されました。 【画像】カッコいいのに…! 生産終了が決まったホンダ「CB400SF」の画像を見る(14枚)
教習車としても長年親しまれてきたCB400SF生産終了のニュースは大きな反響を呼び、SNS上でも「CB400SF/SBが販売終了するなんて日が来るとは思わなかった」、「ライダーなら誰しもが乗ったことあるだろう思い出のバイクなのに‥」、「教習車はどうなるの?」など、生産終了を惜しむ声が多くみられます。 そもそも、多くの人が生産終了にショックを受けてしまうCB400SFとは、どのようなバイクだったのでしょうか。
CB400SFは、重心のバランスがよく取り回しがしやすいほか、自然な乗車姿勢が取れるため、長時間乗っていても疲れにくい特徴をもったネイキッドバイクです。初心者でも扱いやすいことから、教習車としても長く親しまれてきました。ライダーなら、一度は教習車として乗ったことがある人もいるでしょう。 加えて、カスタムパーツが豊富なため、比較的簡単にカスタムできる点も、人気の理由のひとつといえます。また、CB400SF生産終了の反響に対して、ホンダ販売店担当者は次のようにコメントしています。
「2022年9月の生産で最後になりますが、すでに予約で全部埋まってしまっている状況です。 CB400SFと似たような4気筒のバイクは、現時点でホンダにはないので、単気筒になりますが GB350であれば即購入可能ということもあり代替案としてオススメしています。」 ただ、代替案として提案されているGB350は単気筒エンジンであり、CB400SFと乗り心地がまったく違います。つまり、CB400SFが生産終了してしまうと、もうCB400SFのようなバイクには乗れなくなってしまう可能性が高いのです。 では、非常に人気が高いモデルであるCB400SFは、なぜ生産終了するのでしょうか?