オリックス・ドラフト4位の山中稜真、「自分の一番の持ち味は広角に強く打てるところ」 背番号は「50」
◇29日 オリックス新人選手入団発表(大阪市のホテル) ドラフト4位・山中稜真捕手(23)=三菱重工East=は「ユニホームに袖を通して、スタートラインに立ったという気持ちで、うれしい気持ちとやってやるぞという気持ちでいっぱいです。(オリックスは)社会人(出身)の選手が多く活躍しているイメージがあるので、その先輩方の流れに乗って、1年目から活躍できるように取り組んでいきたいと思います。自分の一番の持ち味は打撃なので、広角に強く打てるところ、そして勝負強い打撃を皆さんに見てもらいたいと思います」と意気込みを語った。契約金は3500万円、年俸800万円(金額はいずれも推定)。背番号は「50」と決まった。 担当の佐野如一スカウトは「広角に長打が打てる打撃と俊足、強肩を生かした守備が魅力」と即戦力として期待する。 山中は神奈川県出身で178センチ、82キロの右投げ左打ち。木更津総合高(千葉)では2年夏、3年夏と甲子園に出場。通算4試合の成績は15打数7安打の打率4割6分7厘、2打点だった。青山学院大(東都1部リーグ)で44試合出場の打率2割6分6厘、4本塁打、23打点。4年春はベストナインに輝いた。 三菱重工Eastでは1年目から2年連続で都市対抗に出場し、昨年はベスト8で今年は優勝。日本選手権にも2年連続出場し、今年は4強。日本製鉄鹿島との準々決勝では延長10回タイブレークでサヨナラ二塁打を放っている。 捕手として指名されたが、社会人野球では一塁を守ることが多く、練習もしている三塁を含めた内野手として勝負したい意向だ。
中日スポーツ