近場の買い物にも「車」を使う60代の母。ガソリン代節約もかねて「自転車」に乗ってほしいです。シニアで乗る人は少ないのでしょうか?
シニアの自転車利用ではトラブルへの対策も必要
au損害保険株式会社が実施した調査では、シニアの自転車利用者で自転車利用中にトラブルを経験したことのある人は63.4%いたことが分かりました。おもなトラブルには以下のようなものがあります。 ・タイヤがパンクして走行できなくなった ・事故になりそうだった(ヒヤリハット) チェーンが切れる・外れる、ライトの電池切れ、電動アシスト付き自転車のバッテリー切れ、衝突などによる車体やハンドルの破損などのトラブルで、自転車が走行できなくなったケースもあるようです。自転車を利用する際は、日頃のメンテナンスで事故防止に努めるほか、自転車保険に加入するなどトラブルへの対策もしておく必要があるでしょう。
シニア世代の半数近くが年1回以上は自転車を利用している! 近場の買い物は自転車にしてガソリン代の節約につなげるのもあり
65歳以上の男女を対象にしたアンケート調査によると、半数近く(43.5%)が年に1回以上は自転車を利用していることが分かりました。 往復2キロメートル程度の近場の買い物でマイカーを利用している方の場合、自転車を利用することで1回あたり20円弱のガソリン代を節約できるかもしれません。また自転車の利用が健康促進につながると、医療費の節約も期待できるでしょう。 高齢になると、自主的に運転免許証を返納する方もいるため、その後の移動手段を確保する必要があります。今から近場の買い物で自転車を利用していれば、運転免許証返納後の移動手段としても乗り慣れているため安心です。 自転車にも故障や事故のリスクがありますから、日頃のメンテナンスや自転車保険への加入などで、トラブルへの対策もしておくとよいでしょう。 出典 au損害保険株式会社 ~65歳以上の自転車利用実態を調査~ 65歳以上の2人に1人が自転車を利用 うち、約2割が運転免許証返納後の移動手段として利用 自転車保険加入率は51.6% 利用中のトラブルは63.4%が経験 経済産業省資源エネルギー庁 石油製品価格調査 1.給油所小売価格調査(ガソリン、軽油、灯油)<調査結果> 9月19日(木)結果詳細版 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部