寺脇康文“亀山薫”が14年ぶりに『相棒』に帰還!水谷豊「新たな未来にまた二人で向かうための再会」新シーズン10月スタート
水谷豊主演の人気シリーズの最新作『相棒season21』(テレビ朝日系 毎週水曜 午後9時~9時54分)が10月より2クールで放送されることが決定。さらに初代相棒・亀山薫役の寺脇康文が“五代目相棒”を務めることが発表された。 【写真】『相棒season7』杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文) 2000年にスペシャルドラマとして誕生して以来、国民的ドラマとして定着した『相棒』。歴代最長となる7シーズンにわたって杉下右京(水谷)の“相棒”を務め、前シーズンで卒業した冠城亘(反町隆史)の後を継ぐ“五代目相棒”に決定したのは、寺脇演じる“初代相棒”亀山薫。新シーズンでは、右京と薫が約14年ぶりにタッグを組む。 亘が特命係を離れたのは、season20の最終回(2022年3月23日放送)。法務省時代の上司・日下部(榎木孝明)から、公安調査庁の改革を託され、警視庁を退職。右京からは「もう少し一緒にやりませんか」と引き留められたが、亘の決意は固く、2人は別の道を進むことになった。 いっぽう、薫が特命係を離れたのは、season7の第9話(2008年12月17日放送)。高校時代の友の死をきっかけに、彼の遺志を継ぎ、子供たちに“正義”を教えるため、不正が蔓延する南アジアの小国・サルウィン(架空の国家)に移住。右京は薫の思いを尊重し、「どうか、気をつけて行ってください。以上です」というはなむけの言葉を送ってていた。 そんな右京と薫の出会いは “プレシーズン”第1弾(2000年6月3日放送)で、捜査一課の刑事だった薫が偶然出くわした指名手配犯に人質にされる失態を犯し、“人材の墓場”と揶揄される特命係に左遷。その後、2002年10月からシリーズ化(連ドラ化)され、足掛け9年、124話にわたって薫が右京の相棒を務めた。シリーズ卒業後は、回想シーンや登場人物の会話に何度か登場することはあったものの、右京と直接連絡を取ったり、帰国時に会うなどの描写はなかった。 “亀山薫”の人物像は、曲がったことが嫌いで、超が付くほどの熱血漢。ただ、お人好しで楽天的な性格が災いし、面倒事に巻き込まれたり、自らトラブルを引き起こすこともしばしば。論理的な右京とぶつかることも少なくなかったが、数々の事件を解決していくうちに、強い信頼関係で結ばれていった。新シーズンでは、薫が特命係を離れてから一度も顔を合わせていなかった2人が14年の時を経て再会する。 <水谷豊 コメント> 亀山君が帰ってくる。 そんな日が来ることを、杉下右京は何度か夢見ていたに違いない。過去に戻るのではなく、新たな未来にまた二人で向かうための再会を、右京は淡々と待っていたに違いない。 水谷豊 <寺脇康文 コメント> まず初めに、大好きな『相棒』に出演させていただくこと、そして14年ぶりに、僕の分身「亀山薫」を演じることができる機会を頂けることに感謝の気持ちでいっぱいです。何より役者人生の師匠と言っても過言ではない、水谷豊さん演じる「右京さん」と、また「相棒」として、夢のような時間を共にできることを本当にうれしく思っております。 仮面ライダー1号が帰ってきたように、相棒1号も帰って参ります!今、はやりの言葉にすると、「シン亀山薫」でございます!特命係を去って、サルウィンに渡った薫ちゃんが、どうやって戻ってくるのか!皆さん!楽しみに待っていてくださいね!
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