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鉄スクラップ、アジア向け輸出価格続伸

配信

日刊産業新聞

 日本からアジア向けの鉄スクラップ輸出相場が堅調に推移している。新型コロナウイルスの影響により、電炉主原料となる鉄スクラップの供給が世界的に細っていることなどが相場を押し上げている。市場の先行き不透明感が根強く、アジア各国のスクラップ需要家がリスクを少しでも低減させるため、米国に比べて小ロットで納期も短い日本から輸入調達を優先していることも背景にある。  直近のアジア向け成約価格(H2)は、FOBトン当たり2万4500円前後。ベトナムに引き続き、韓国向けも上昇している。ここ2週間ほどで1500円値上がりしており、新型コロナ禍の一服で世界的に経済活動が再開し始め、「海外、特に新興国で鋼材需要に回復の兆しが表れ、鉄スクラップ需要の回復にもつながっているのでは」(商社)とみる向きもある。

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