大阪市・松井市長が定例会見10月21日(全文2完)一度も楽な選挙はなかった
京都の人々の反応は変わったか?
朝日新聞:関連して、この間、代表は京都に入られて、例えば京都の高島屋の前で、京都市の財政が非常に厳しいということを訴えられて、そのためにも行財政改革が必要だとしていましたけれども、これまでと比べて、やっぱり京都の状況が変わったことで、皆さんの反応だったりっていうのは違うかなっていう、そういう手応え、ありましたか。 松井:そこは感じました。京都はこれまで、何度か選挙で言ってたけど、やっぱりどっちかというと、ああ、大阪から乗り込んできて、何? みたいなね。あまり関心を持っていただけなかったところあるけど、これ、去年の都構想の住民投票のときも、本当に自民党から共産党までの政令市の議員が京都からも来ていましたよ。横浜からも。来て、政令市だから成長ができるとか、政令市だからサービスを上げられたとか、もういろんなことを言ってましたよ。僕らが言ってたのは、政令市だから住民のサービスを上げれるんではなくて、やっぱりそれは財源をしっかり確保しないと無理ですよということを言い続けてきてる。 結局、今回京都がまさに、政令市であっても運営の仕方を間違うと住民の負担が増えるということがもう証明されたわけです。だから京都も、これまで何度も選挙で戦う中で、大阪は隣ですからね。あ、そういうことだったのかな、ということは少しは、ちょっと意識を持っていただけたんではないかなと思います。 大阪日日新聞:ほかにありますでしょうか。なければこれで終了します。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見10月21日