2大会連続の決勝トーナメント進出を決めたサッカー日本代表(写真：新華社/アフロ)

◇サッカーFIFAワールドカップカタール2022（11月20日～12月18日） 優勝候補のスペインに2-1で勝利し、グループE首位で2大会連続の決勝トーナメント進出を決めたサッカー日本代表。目標とする“ベスト8”を懸けた運命の一戦の相手はFIFAランキング12位で前回大会準優勝のクロアチアです。 これまで日本はクロアチアとW杯で2度対戦し、1分1敗という成績です。 ▼過去、サッカー日本代表とクロアチア代表の対戦成績 【1.1998年フランス大会 グループステージ第2戦】日本0-1クロアチア 初のワールドカップ出場を果たした日本は初戦を敗れ、後がない状況でクロアチアと対戦しました。後半32分、クロアチアのエース・シュケル選手に得点を許し、0-1で敗戦。第3戦のジャマイカにも敗れ、世界との壁を大きく感じさせる結果となりました。

98年　クロアチア・シュケル選手にゴールを決められ、初のＷ杯GS敗退が決まった日本代表(写真：ロイター/アフロ)

【2.2006年ドイツ大会 グループステージ第2戦】日本0-0クロアチア ジーコ監督の元、3大会連続のW杯出場をした日本でしたが、初戦のオーストラリア戦で逆転負けを喫し、負けられない状況でクロアチアと対戦しました。前半21分クロアチアにPKを献上するも、GKの川口能活選手がこれを阻止。日本は果敢にクロアチアゴールに迫りますが、決定機を生かすことができずスコアレスドローに終わりました。

06年 クロアチアとスコアレスドローに終わった日本代表(写真：アフロ)

親善試合を含めると、97年キリンカップで日本はクロアチアと対戦し、4-3で勝利。これまでの通算対戦成績は1勝1敗1分です。ドイツ・スペインに勝利し“死のグループ”を首位通過した日本はクロアチアからW杯初勝利を挙げベスト8入りできるのか、注目されます。 クロアチアとの決勝トーナメント1回戦は日本時間12月5日に行われます。