「新幹線」でデザインがかっこいいと思う車両はどれ? 5つの車両を紹介
東京オリンピックが開幕した1964(昭和39)年、東海道新幹線が開業しました。その後、山陽新幹線、東北新幹線、上越新幹線、秋田新幹線、山形新幹線、長野新幹線(現在は北陸新幹線)、九州新幹線、北陸新幹線、北海道新幹線と、多くの新幹線が開業に至りました。 【画像:ランキング12位~1位を見る】 今回は5つの車両を紹介します。
●500系
500系は、1997(平成9)年に走行を開始した車両。ドイツのデザイナー、アレクサンダー・ノイマイスターさんによってデザインされ、世界で初めて時速300キロを実現した新幹線です。円筒形の、流麗な先頭形状が特徴的。グッドデザイン賞・ブルーリボン賞・機械工業デザイン賞に輝くなどスタイリッシュなデザインが認められた車両は、今でもファンが多いです。 当初は東海道新幹線・山陽新幹線で「のぞみ」として活躍していましたが、現在は「のぞみ」から引退し、8両編成の「こだま」として、山陽新幹線で運転されています。
●E5系/H5系
E5系は、長野新幹線(当時)で走っていたE2系車両の後継として2011(平成23)年に開発された車両。E2系と比べるとデザインはかなり違います。特徴的なのは、ダブルカスプ形のロングノーズです。ボディー上部は常盤グリーン、下部は飛雲ホワイト、その間の帯につつじピンクが採用されています。 H5系は、E5系をベースに製作された、北海道新幹線で走行している車両です。形状は同じですが、真ん中の帯カラーが彩香パープルで、北海道とシロハヤブサをモチーフにしたシンボルマークがついています。
●E7系/W7系
E7系/W7系は、JR東日本とJR西日本の共同開発で誕生しました。「和の未来」をコンセプトに製作され、車両色には日本的な気品や落ち着きを表現したアイボリーホワイトを採用。上部と帯色は日本の伝統工芸である銅と空の青さをイメージした銅色と空色を採用しています。 E7系とW7系の違いは、所有者の違いになります。E7系がJR東日本、W7系がJR西日本の所有車両です。また、車両のボディーにデザインされているロゴマークも、E7系が「EAST JAPAN RAILWAY COMPANY」、W7系が「WEST JAPAN RAILWAY COMPANY」となっています。
ねとらぼ調査隊