阪神JF参戦メイデイレディのジョセフ・リー調教師が栗東トレセンを訪問 ドウデュースを絶賛「とてもいい馬です」
8日のGⅠ阪神JF(京都芝外1600メートル)に管理馬のメイデイレディを送り出すアメリカのジョセフ・リー調教師が5日午後、栗東トレセンを訪れた。 リー調教師の義父にあたる加賀武見元騎手・元調教師らとともに、調教スタンドや角田晃一厩舎、友道康夫厩舎などを訪問。久しぶりに栗東トレセンを訪れたというリー師は開口一番「以前に来た際もすごいなと感じていましたが、今もすごいですね」。日本とアメリカのトレーニング施設の違いについて問われると、「自分自身は調教をする前に、馬をリラックスさせて、温めることに重点を置いています。日本の調教場はいくつもリングがあって、馬に合わせた場所を使えるところが気に入っていますね。アメリカは1つのトラックしかないので、1つの場所で体を温める形。日本のそういうところをアメリカも取り入れるべきだと思います」と日本の施設を手放して褒めていた。 友道厩舎では、ラストランのGⅠ有馬記念に向けて調整を進めるドウデュース(牡5)も見学したリー師。「(私が)検疫期間中なので遠目からでしたが、すごい馬体でいいサイズ。とてもいい馬です。カラーも良く、いい形をしているなと思いました」と〝日本の総大将〟へ最大級の賛辞を送っていた。 管理馬のメイデイレディに関しても、「追い切り後の調子も良く、フレッシュでとてもいい状態が続いています。彼女のベストパフォーマンスを見せられれば」とアピールしたリー師。トレーナーにとっても縁深い日本の地で、GⅠタイトル戴冠に意欲を燃やしている。
東スポ競馬編集部