千波湖彩る紙ランタン 家族連れら短冊に願い 水戸
水戸市千波町の千波公園ふれあい広場で5日、明かりをともした紙製のランタンを夜空に浮かべる「スカイランタン」が開かれた。カラフルな200個のランタンが夜の千波湖を彩り、家族連れやカップルなど参加者は幻想的な雰囲気を楽しんだ。 水戸商工会議所青年部が主催するイベント「ULTIMATE YEG WINTER FES」の一環。スカイランタンは約300人が参加した。新型コロナの影響で催しの中止などが続き、「本年度は外に出る機会が減った。来年への願いを込めてほしい」(宮野和幸会長)と1家族に1個のランタンをプレゼントした。 午後6時ごろ、参加者らがカウントダウンし、願い事を書いた短冊の付いたランタンが一斉に夜空に浮かんだ。次女(7)と訪れた常陸太田市、パート女性(39)は「家族がコロナにかかりませんように、子どもたちが全力で頑張れますようにと書きました」と笑顔を見せた。
茨城新聞社