リニア工事残土、岐阜・中津川市に恒久的な処分場計画 JR東海
リニア中央新幹線の工事から出る重金属を含む残土について、JR東海が岐阜県中津川市に恒久的な処分場を計画していることが分かりました。 JR東海によると、計画している処分地は中津川市千旦林に新設されるリニアの車両基地と、基地の北側の発生土置き場の2か所で、中津川周辺で出る残土150万立方メートルを持ち込むというものです。 この残土には、カドミウムなどの重金属が含まれている可能性があるため、二重の遮水シートで覆い、周辺の水を検査するなどの汚染対策が必要で、JR東海は、2019年から3回、地元住民向けの説明会を実施したということです。 中津川市は「安全対策を施した上で、住民の理解を得て進めてほしい」とコメントしています。