「駐車場待ちの渋滞」の解消につながると期待 中心市街地「長電長野パーキング」リニューアルオープン 423台が収容可能
待望の駐車場です。建て替え工事をしていた長野駅近くの「長電長野パーキング」がリニューアルオープンしました。周辺で発生する「駐車場待ちの渋滞」の解消につながると期待されています。 【動画で見る】「駐車場待ちの渋滞」の解消につながると期待 中心市街地「長電長野パーキング」リニューアルオープン 423台が収容可能 新しい駐車場に続々と車が入っていきます。長野駅近くの長野大通り沿いに建つ「長電長野パーキング」。約1年7カ月の建て替え工事を終え、12月10日、リニューアルオープンしました。 利用者: 「広くて素晴らしい、前は狭かったしね」 「駅前のショッピングとか、旅行に行くときはここに止めて、行きやすいからね」 前の長電パーキングは1981年に開業。450台が収容可能で、ながの東急百貨店とも提携していたことから、駅周辺を訪れる買い物客などが多く利用してきました。 しかし、耐震診断で震度6以上の大地震で「倒壊の危険性が高い」とされ、2023年5月から建て替えを進めていました。 この間、近隣の駐車場では週末を中心に混雑が続き、「駐車場待ちの渋滞」も発生するなど、不便な状況が続いていました。 新しいパーキングは、423台が収容可能で、周辺の混雑の緩和につながると期待されています。 利用者: 「向こうの東急の駐車場がすごく混んでいたので、こっちで少し渋滞も改善してくれれば。待ち遠しいと思っていた」 利便性も向上させました。以前は現金だけでしたがキャッシュレス決済にも対応。ナンバーを自動認識するシステムを導入したため、一度停車して、駐車券をとる必要がありません。 (記者リポート) 「駐車券などを入れずにゲートが開きました。これならスムーズに出庫できます」 1階部分には今後、飲食店などのテナントも入る見込みで、運営する長野電鉄は、市街地の活性化にもつなげたいとしています。 長野電鉄・神津雄平 常務: 「中心市街地の活性化が進んで、いろんな施設ができている中で、長野の街づくりにとって(駐車場は)必要なものだと思うので、駅近で便利な場所だし24時間やっているので、気軽に自分の駐車場として使ってほしい」 長野駅近くにできた待望の駐車場。料金体系は以前と変わらないということです。
長野放送