大谷選手が達成した５０本塁打・５０盗塁の「５０―５０」ボールがオークションに出品される

（ＣＮＮ）　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手（３０）が達成した５０本塁打・５０盗塁の「５０―５０」ボールがオークションに出品される。 大谷選手は１９日のマーリンズ戦で史上初の５０―５０を達成。この試合では自身初の３本塁打を放ち、１０盗塁を決めた。 ５０―５０ボールの最低入札額は５０万ドル（約７２５０万円）。ただし個人が４５０万ドル（約６億５３００万円）で即決購入することもできる。 オークションは米東部時間の９月２７日正午から１０月１６日まで。個人的に購入したい場合は１０月９日午後１０時までに４５０万ドルを支払う必要がある。それがなければこの時点でオークションのみに切り替わる。 もしも４５０万ドルで売れた場合、１９９９年１月にマーク・マグワイア選手の７０号ホームランボールに支払われた３００万５０００ドルを上回る。 オークションを主催するゴールディンのケン・ゴールディン最高経営責任者（ＣＥＯ）はＥＳＰＮの取材に対し、オークション出品に至る経緯を説明した。 同氏によると、大谷選手が５０―５０を達成した翌日の２０日、ボールを入手した男性からＳＮＳを通じてゴールディンに連絡があり、ゴールディンの担当者が２３日にマイアミでその男性と面会した。 大谷選手はその後、レギュラーシーズン残り４試合で５３本塁打、５６盗塁を記録しており、６０―６０を期待する声もある。