【独自解説】トランプ氏の妻・メラニア夫人の回顧録が一冊40ドルにもかかわらず、異例のベストセラーに!「知られざる夫婦仲と“確執”」「安倍元首相との交流」「“金目当ての女”への反論」184ページの本から垣間見える“意外”な素顔
(デーブさん) 「あと、裏が面白くて、アメリカの本には帯がありませんが、裏表紙に『私はこの本を推薦します』とトランプ自身が書いているんです。自分の奥さんの本なら、当然推薦するでしょう」 Q.今回のように回顧録を出せたり、もう一度ファーストレディになれたことのメリットは大きいですよね? (デーブさん) 「大きいですね。ただ、不思議なのは、普通はファーストレディが終わってから1年ぐらいのところで立派な本を出します。これよりも何倍も厚くて深い中身で、ちゃんと分析をして、悪かったことにも触れるんです。しかし、この回顧録を選挙の1か月ぐらい前のタイミングで出したと考えると、『選挙のためにトランプのイメージアップをしてあげよう』ということだけです」
■トランプ氏との“確執”?異なる意見巡り物議も、「だからバランスが取れている」
しかし、この回顧録を巡ってトランプ氏と“確執”ともいわれています。メラニア夫人は、中絶問題について「個人の自由という女性の基本的権利は、女性が望むならば妊娠を中絶する権限を与えている」と書いていて、人工妊娠中絶の権利を巡りトランプ氏と異なる立場を示し、物議を醸しました。 また、“政治から距離を置きたい”という希望についても、メラニア夫人は「ドナルドの決断全てに賛同しているわけでもないが、異なる視点は人間関係の自然な側面だと認めている」としていて、トランプ氏は「あなたが何をすべきかを言うつもりはありません。自分が信じていることを書かなければならない」とインタビューに答えています。 Q.トランプ大統領も、「『人工妊娠中絶がダメ』というのは共和党の意見で、自分はそうでもない」と、意見を変えましたよね? (デーブさん) 「かなり変わりました。それで共和党の狂信的な支援者から信頼を失っているぐらいです。元々トランプ自身がバリバリのニューヨーカーで、99年の時点では中絶に賛成していて、別に反対していませんでした。でも、やはり選挙のためということで反対派になりましたが、全国レベルの中絶禁止はやり過ぎで、彼も良くないと思っていて、女性有権者も怒りますので、都合良く合わせています。ただ、この本の中にこのタイミングで入っているというのは、トランプ自身のために入れたのではないかという気がします」
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