ロンドンの大英博物館で、シルクロードのシルクロードの広大な交易路をテーマにした展覧会が開幕する。9月26日から来年2月まで一般公開される。 共同キュレーター、スー・ブラニング氏 「シルクロードの歴史は非常に長いが、私たちはその長い歴史の中で、500年から1000年頃までの本当に興味深い500年を選んだ。この期間はシルクロードで多くの活動があった」 「ハイライトをいくつか挙げると、来場者が最初に目にするのは、現在のパキスタンで作られた小さな仏像だが、実際にはスウェーデンの小さな湖の島で発見されたものだ。おそらく来場者にとって驚きの事実だと思うが、展示を見て回れば、こうしたものがどのようにして生まれたのか理解してもらえると期待している」 「その他のハイライトは、中央アジアからの貸し出し品で、タジキスタンだけでなくウズベキスタンから英国に初めて持ち込まれたものだ。来場者が足を止めて見る展示の1つは、ウズベキスタン・サマルカンドの6メートルの壁画だ。美しく、色彩豊かで、心を揺さぶるもので、注目が集まると思う」 このほか中国の陶磁器、ビザンツ時代の宝飾品など数多くの品々が展示されている。