峠を舞台にスピードや技術を競う 群馬・みなかみ町
峠などカーブが続く道路を舞台に、ドライバーがスピードや技術を競う大会が23日、群馬県みなかみ町で始まりました。 「デンジャーゾーン」と題したこの大会は、「峠で誰が一番速くて、カッコいいか」をテーマに初めて開催されました。峠での自動車レースをモチーフにした人気漫画「頭文字D」の聖地といわれる群馬県で、ドライバーのスピードやカーブでタイヤを横すべりさせて走るドリフトのテクニックなどを競います。会場はみなかみ町にある群馬サイクルスポーツセンターで、初日の23日は予選が行われました。 エントリーしているのはプロやアマチュアのドライバー15人で、ドリフト走行の技術を競うD1グランプリシリーズのチャンピオン中村直樹選手や、同じくD1グランプリシリーズで活躍し、群馬県渋川市の応援大使や群馬県安中市の観光大使を務める下田紗弥加選手も出場します。 装着するタイヤは大会が指定するものに統一されているため、マシンの性能に頼らずドライバーのテクニックが試されるということです。 予選の23日、ドライバーたちはさっそく迫力のある走りを見せていました。24日は決勝が行われます。