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台風10号警戒 十島・三島村が初の島外避難 自衛隊ヘリや村営船で400人搬送

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南日本新聞

 特別警戒級の台風10号の接近に伴い十島村と三島村は4日、住民の集団本土避難を決めた。猛烈な暴風雨に被害の恐れがあることと、新型コロナウイルスの感染防止のため、島内の避難所では「3密」回避は難しいと判断した。十島村は自衛隊ヘリで約170人、三島村は村営フェリーみしまで50人の計220人が鹿児島市に集団避難した。両村の台風による本土への集団避難は初めて。 【写真】村営フェリーで鹿児島港に到着する三島村の住民ら=4日午後7時31分、鹿児島市本港新町

 十島村は有人7島で住民約670人。要配慮者を中心に希望者約200人を避難させることにした。同日、県に自衛隊の災害派遣を要請。防衛省は陸上自衛隊と空自の大型ヘリ計5機、海自鹿屋航空基地の救難ヘリ2機の計7機を各島に派遣。約170人は午後6時すぎから午後8時20分までに次々と同市のマリンポートに到着した。  防衛省によると天候不良もあり、ヘリでピストン輸送できず、残る約30人は5日に搬送する予定。  三島村は竹島、硫黄島、黒島の計4集落に202世帯389人が暮らす。定期運航のフェリーみしまに、通常の5倍にあたる170人が乗り込んだ。うち約50人が集団避難希望者で、同市の鹿児島港本港区南ふ頭に午後7時20分ごろに到着後、村が用意したホテルに向かった。ほかの乗客は親戚宅などに向かったとみられる。  大山辰夫村長は「天候状況から村営フェリーで避難できるのは4日しかないと緊急に決定した」と話した。

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