「テレビのおもちゃにされて6年くすぶってた」アレン様が、素の自分でブレイクした転機
整形総額1億円、SNS総登録者数60万人超えのタレントとして知られるアレン様。2024年10月30日に発売された初の著書『全てアレン様が正しいでございます』(玄光社)は、1週間で初版発行部が完売するほど話題になっています。 【画像】まるで別人!デビュー当時(2014年)のアレン様 いじめ、非行、少年院…といった過去を語ってくれたインタビュー1回目に続き、今回はデビュー後、そしてファンへの想いを聞きました。
この本を「誰でもネット転載OK」にした理由
――今日、著書は書店ではほぼ品切れでしたが、Xで買った方のポストがバズってるのを見ました。 アレン:そうなんです。他のタレントさんと決定的違うところは、この本はいっぱいある写真も文章も、全部ネットに載せていいの。出版社も私も許可してる。なぜかっていうと、もったいないくらいのことを書いてるから。買った人しか見られないものじゃなくて、みんなが共有をするべき“経典”だと思ってます。 ――転載自由!? それだと売上も印税も減ってしまいますよね。 アレン:そう。でも、3500円超だと買えない人もいると思うんです。学生の方にも読んで欲しいけど、気軽に買える価格帯ではないし。だから、私は最初から出版社の方に「中身を載せることを許可してほしい」って頼んだんです。「そんなこと今までにないから確認します」って言われたんですけどOKが出たので、今みんながこれをネットに載せてくださってるんですよ。 増刷しないつもりだったけど、完売しちゃったので、本当にわずかだけ増刷をOKしました。レア感がなくなるような売り方ではなく、この本を既に買った人が、「早く買っといてよかった」って思ってくれる程度の増刷にしようと思ってます。 ――儲けを考えたら、増刷したいと思うのが人のサガだと思うのですが…。 アレン:だって私、嫌だもん。なんかよくYouTuberとかタレントがやってるみたいに「これだけ売れてます!」「増刷しました!」って……自分のエゴじゃんって思うの。自分にハクがつくからやってることでしょ。急いで買いに走ってくれた人や、「早く手に入れないとやばい」と思って初版を買ってくれた人の気持ちは考えないんだ?って思うんです。