解体工事中「穴」から転落 労災事故 57歳の男性作業員が死亡
きょう午後、広島市南区にある建物の解体工事中、57歳の解体作業員が2階の床にあいていた穴から転落し死亡する労災事故がありました。 きょう午後1時15分頃、広島市南区宇品海岸の建物の解体工事現場で広島市安佐北区落合南の解体作業員、藤家茂敏さん(57)が建物の解体作業中、廃材を、2階から1階に落とすために作ったおよそ1メートル四方の穴から転落しました。 藤家さんは、病院に搬送されましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。 警察によりますと、現場は、鉄筋コンクリート3階建て建物の解体現場で、3階部分は既に取り壊され当時、作業は2階部分で解体作業員6人で行われていました。 このうち、藤家さんは、壁から外したプレート板などを他の作業員から受け取り、穴の近くに並べる作業をしていたということです。 警察は、関係者から作業員の安全装備や現場の状況などを聞くなどし詳しい事故の原因を調べています。
広島ニュースTSS