見城美枝子さん、故郷・群馬の第一走者に「復興を次世代に引き継ぎたい」
群馬県館林市を出発した聖火リレーで、ジャーナリストで青森大副学長の見城美枝子さん(75)(東京都渋谷区)が群馬県内第1走者として、古里を駆け抜けた。 1964年の東京五輪聖火リレーで最終ランナーを務め、2014年に亡くなった坂井義則さんとは早稲田大学の同期生で、当時のトーチを持たせてもらったこともあった。 堀江選手らトーチつなぐ[群馬1日目・ハイライト]
孫も応援、古里に感謝
「坂井さんは原爆が投下された日に広島県で生まれ、戦後復興の象徴だった。私も走って東日本大震災の復興を応援したい」と走者に応募した。 高校卒業まで過ごした館林市の沿道には4歳の孫も応援に来てくれたといい、「古里への感謝とともに、復興を次世代へ引き継いでいくという思いを込めた」と語った。