観覧のファン涙…渦中の「NewJeans」Mステ生出演 騒動言及せず 専属契約解除発表から一夜明け
所属事務所「ADOR(アドア)」との専属契約を解除すると表明した韓国の人気女性5人グループ「NewJeans」が29日、テレビ朝日「ミュージックステーション」(金曜後9・00)に生出演した。番組中に騒動や会見についての言及はなかった。 【写真】緊急会見から一夜明け…真っ白の衣装で番組に出演したNewJeansの5人(Xから) メンバーは白一色の衣装で出演。映像で流れる楽曲に合わせてノリノリの姿がワイプで抜かれるなど、笑顔で番組を楽しんでいる様子が映し出された。 アーティスト紹介ではトップバッターで階段降り。5人での出演は初めてで「前はテレビで見ていましたが、一緒に出られてうれしいです」と日本語で答え、「アイコンタクトをするダンスがポイントなので注目してもらえるとうれしいです」と笑顔。スタジオ観覧のファンが集まったステージに立ち、1曲目で「Ditto」を披露した。観覧するファンの中には涙する人もいた。番組後半では2曲目で「How Sweet」を披露した。 ネット上では「すごく色んな思いが込み上げて泣きそうだわ」「もしかしたら、“NewJeans”として見るのは最後になるかもしれないだよなぁ」「唯一無二」「ここ最近で1番表情明るい気がする」「楽しそうにパフォーマンスしてるの見るだけで涙出てくる」「尊いがヤバい!」などとコメントが続々と寄せられた。 メンバーは28日夜にソウルで緊急記者会見を開き、専属契約解除を発表。ミンジは「私たちの意見は十分伝えたが、態度に誠意がなく疲れた」と主張。NewJeansとしての活動を継続し、グループ名を維持したいとの考えも示していた。 ADORはBTSらを擁するHYBEの傘下で、HYBE側は今年、グループを育てたディレクター、ミン・ヒジン氏をADORの代表職から解任した。グループはこれに反発し、今月に入ってミン氏の復帰などを要求。受け入れられない場合の契約解除を表明していた。