梅野源治の相手が大谷翔司に決定。「ヤバいよと思われる試合をする。勝って発言したいこともある」勝利後の発言にも注目【KNOCK OUT】
「KNOCK OUT 2022 vol.4」(7月23日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見が5月26日、都内で開催された。参戦が発表されていた梅野源治(PHOENIX)がヒジありのKNOCK OUT-REDルールで大谷翔司(スクランブル渋谷)と対戦する。 梅野は元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王座をはじめ8冠に輝くなど“日本ムエタイ界の至宝”と言われる存在。旗揚げ時のKNOCK OUTに参戦し“KING”のキャッチフィレーズで活躍した。その後、REBELS、RISE、RIZINにも参戦するなど最近はキックボクシングルールの試合にも出場。前戦は今年3月にRIZINで行われた皇治との再戦で、0-2の判定で敗れている。 対する大谷は2020年8月にJAPAN KICKBOXING INNOVATIONでINNOVATIONライト級王座を獲得。12月にはKNOCK OUT-BLACKライト級王者のバズーカ巧樹とノンタイトル戦で対戦し、ダウンを奪っての判定勝ちを収め、翌年5月にはバズーカの持つ王座に挑戦。しかし逆に3個のダウンを奪われて判定負けを喫した。今年4月には「RIZIN TRIGGER 3rd」でRIZIN初参戦を果たし力也に1RKO勝ちを収めている。
大谷「ファンはヒジありルールで僕に負ける姿を見たいと思っていると思う」
大谷は「日本ムエタイ界の至宝と言われている梅野選手に勝利して、陸上自衛隊徒手格闘部隊と自分自身の強さを証明したい。格闘技ファンはヒジありルールで梅野選手が僕に負ける姿を見たいと思っていると思うので、その期待に必ず応えます。その仕事を自分に担わせていただきありがとうございます」と格上の梅野との対戦に静かに闘志を燃やす。 これに梅野は「戻って来ました、KNOCK OUT。僕が参戦していない間にこのリングがどうなっているのか、それを確認するのが7月23日。リングの上で確認したいなという思いがある。それとKNOCK OUTのリングのKINGは梅野源治。その看板を背負っていたままで戦って来たので、それを大谷選手に分からせてやろうかなと思います。期待してください」と応じた。 試合について大谷は「僕はパンチ、梅野選手はヒジ、一発で終わらせる力を持っていると思うので、スリリングな試合を見せたいし、自分もしたい」、梅野は「ヒジありルール、まあムエタイルールですよね。“ムエタイルールではやっぱり梅野源治はすげぇな”っていうのを改めて、僕の試合を見たことがない人にもそう思わせるような試合をしたい。大谷選手はパンチが強いと聞いていますし、お互いが得意な技で前へ出て激しくぶつかり合って、見ている人たちに“今日の試合は良かった”と思わせられるような試合をしたい」とそれぞれ語った。
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