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就職活動が激変。勝ち抜くために知っておくべきポイントは?就活のプロに聞いた

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ハフポスト日本版

2021年卒業予定者の新卒採用面接が6月1日に正式に解禁された。 本来であれば、リクルートスーツを着た学生が街を闊歩し、就職活動が山場を迎える時期にもかかわらず、今年は新型コロナウイルスの影響で会社説明会や選考が行えず、従来とは大きく変化しようとしている。 一体どのように変わり、変化した就職活動を乗り切るために必要なこととは? 『Fラン大学でも東大に勝てる 逆転の就活』の著者で、武蔵野学院大学で、実際に「就職率100%」のゼミを12年間率いてきた、吉井伯榮氏に聞いた。

どうなる? 今年の就職活動

このところ就職活動市場においては売り手市場が続いており、「今年も…」と言われていたところでのコロナ禍。一部では“氷河期再来”などと言われている。 そんな中、学生たちは今年の就職活動を、どのように受け止めているのだろうか。 「『この状況下で何とかやるしかない』と頭を切り替えた学生と、もうちょっと様子をみてみようと考えている学生と二極化している印象です。 3月1日には会社説明会が解禁になっていたはずが、ずれ込んでいるところが多く、不安を抱えている学生は多いでしょう」 多くの人が集まるような説明会や感染のリスクのある移動を伴う面接を行うことに躊躇する企業もある。まだ会社説明会や選考を延期している企業もある中、今年の就職活動はどうなっていくのか。 「多くの企業がコロナ感染を機にZOOMなどのオンラインシステムを積極的に取り入れています。現在は人事部も昔と比べて少人数になっています。就職活動への対応の効率化が求められ、コストをかけずに絞り込みを行うのが理想ですが、まさに今年は採用募集に関してオンライン化が一気に進みました。 実際、複数の企業にリサーチをしましたが、ほとんどが今年からZOOMなどを取り入れて効率的に面接を行っていると答えています。 ですから、新型コロナの影響で今年だけオンラインの就活が増えるということではなく、今後も継続して、オンラインが活用される可能性は極めて高いです。会社説明会もオンライン、面接も全てオンライン、最後に内定通知書を取り交わす時、はじめて対面するなんてことが起こってもおかしくないくらいの変革が、今就職活動の現場で起きているんです」 変わるのは就職活動だけではない、そんなオンライン化時代に活躍できる人材のタイプも大きく変わっていくだろうと吉井氏は指摘する。 「オンライン化が進むことによって、企業もこれまでの“みんなでミーティングをして、案件を決める”、“稟議書に判子をもらいながら仕事をすすめる”というやり方は減っていくと思います。今後は、会社外でのリモートワークが増え、欧米のように社員個人の仕事の枠と責任範囲を決めて仕事をするという企業が増えていくでしょうね。ですから、「指示待ち人間」ではなく、与えられた仕事を責任もって果たすことができる人材が優秀だとみなされるようになるでしょう。これまで会社の指示待ちで働いていた人たちにとっては厳しい時代になってくるでしょうね。 実際の事例として、あるベンチャー企業では、コロナ禍前は3割前後だったテレワークを今回の新型ウイルス感染拡大に合わせて100%にしたところ、売り上げは下がらず逆に30%も伸びた例もあります。それにより、「東京のオフィスはもういらないな・・・」ということになったようです。今回のような、コスト減、効率化などの時代の大きな変化に対応できる人材がこれから求められるようになっていくでしょう」

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