年末まで1500施設 県の食品衛生指導
県の「年末の食品衛生一斉監視指導」は11日、県内の食品製造・販売施設で始まった。能美市辰口町の旅館「まつさき」では県南加賀保健福祉センターの職員2人が調理場に入り、調理台の汚れの有無や器具の管理が適切かを確かめた。
調理場の衛生管理や食材の適切な取り扱いについて施設側に指導し、利用者や流通量が増える年末年始の食中毒を防ぐ。職員は食品衛生管理の国際基準「HACCP(ハサップ)」に沿った衛生管理計画の実施状況も確認した。
12月25日までに県内4保健所が旅館や料理店など約1500施設で調査する。新型コロナ対策の徹底も呼び掛ける。
北國新聞社