露軍無人機攻撃続くオデーサ ドナウ川対岸からの動画映像
イサクチャ、ルーマニア、9月27日 (AP) ― ロシアは9月26日夜、ウクライナ南部黒海沿岸の港湾都市オデーサをドローンで攻撃、倉庫1棟とトラック10数台が損害を受けた他、運転手が2人爆発で負傷した。この攻撃でドナウ川の連絡船の運航が停止された。 ウクライナ空軍は、38機のドローンのうち26機を撃墜した。 ドナウ川を挟んだルーマニア側から撮影された映像には、ウクライナ軍の対空陣地から発射された曳光弾の赤い光跡が、夜空にハッキリ映っており、撃墜されたドローンが爆発、炎上する様子がとらえられている。 ルーマニア国境警察によれば、ウクライナに対する空爆のため、ドナウ川の連絡船はルーマニアのイサクチャに係留されており、陸路交通はドナウ川上流のルーマニアの町、ガラティ経由に変更された。 ロシア軍は、ウクライナの穀物輸出拠点であるドナウ川のイズマイルを攻撃の標的にしており、25日の攻撃では、オデーサの穀物倉庫で2人が死亡し、廃虚と化した高層ホテルが大きな被害を受けた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)