猛烈、富山37.7度 県内9地点で猛暑日 高岡伏木は36.3度
●県内、熱中症で8人搬送 7日の富山県内は猛烈な暑さに見舞われ、富山市中心部37・7度、高岡市伏木36・3度など、全10観測地点のうち氷見市を除く9地点で35度以上の猛暑日となった。富山市八尾は37・3度となり、7月の観測史上最高を記録し、同市の中心部、秋ケ島(富山空港)、魚津市、朝日町、上市町の計6地点では今年最高の気温となった。8人が熱中症疑いで搬送された。各地で猛暑となり、静岡市駿河区では40・0度を記録して全国で今年初めて40度台に到達した。 【写真】「39度」を表示する気温計=7日午後1時、富山市牛島本町の富山北大橋 県内消防によると、搬送されたのは富山、氷見、滑川の3市の7~95歳の男女。滑川市の95歳女性は中等症とみられ、氷見市の80代女性は吐き気の症状があった。富山市の7歳男児と40~70代男女5人はいずれも軽症とみられる。 富山市の岩瀬浜海水浴場には、家族連れや若者が訪れ、強い日差しの中、海辺で涼をとった。牛島本町の富山北大橋に設置されている気温計は午後1時ごろ、39度を表示した。 ●8日は激しい雨 富山地方気象台によると、8日の県内は昼前から夕方にかけて激しい雨となり、警報級の大雨となる恐れがある。8日に予想される1時間降水量は多い所で東部、西部ともに40ミリ、午後6時までの24時間降水量は多い所で東部西部ともに80ミリとしている。