柔道大会に出場する選手への支援金を横領か 30歳の巡査部長を逮捕 大阪府警
柔道大会に出場する選手に支給される支援金およそ22万円を横領した疑いで、大阪府此花警察署に勤務する巡査部長の男が逮捕されました。 横領の疑いで逮捕されたのは、此花警察署の巡査部長・藤阪太郎容疑者(30)です。 藤阪容疑者は9月から10月にかけて、大阪府警の柔道大会に出場する選手のドリンクやテーピングの購入費として署員から集められた支援金およそ22万円を、横領した疑いが持たれています。 警察によると、藤阪容疑者が管理していた支援金を上司が確認をしたところ、ほとんどが無くなっていたことから事件が発覚したということです。藤阪容疑者は10月下旬ごろから無断欠勤していました。 警察はその後、藤阪容疑者の行方を追っていましたが、14日、東京都新宿区内のコンビニエンスストアに1人でいるところを発見し、逮捕に至りました。 調べに対し藤阪容疑者は「ギャンブルなどでつくった借金の返済にあてるために犯行に及びました」などと容疑を認めています。 大阪府警は「今後の捜査結果を踏まえ、厳正に対処します」とコメントしています。
関西テレビ