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ECBのパンデミック緊急購入プログラム、イタリア債を重点購入

配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)は3月に導入した7500億ユーロ(約91兆2000億円)規模の「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)」で、通常の資産購入プログラムでの比率以上にイタリア国債を多く購入している状況を明らかにした。新型コロナウイルス危機に対処するECBの役割が浮き彫りになった。

2日の発表によると、ECBはこれまでPEPPを通じて計374億ユーロのイタリア債を購入。通常の資産購入プログラムでは、各国の経済規模に応じて定められたECBへの出資比率(キャピタルキー)に基づき債券購入の割り当てが決まるが、イタリア債の購入規模はこの割合を上回った。一方、フランス債は大きく下回った。購入の内訳の公表は初めて。

キャピタルキーのルールはPEPPにも適用されるものの、短期的にはニーズが特に高い国への流動性供給を妨げるものではないと政策当局者らは強調してきた。

原題:ECB Overbuys Italian Debt to Funnel Virus Aid Where Needed (1)(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Alexander Weber

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