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「シドニー・ ビエンナーレ2020」がGoogle Arts & Cultureで公開へ。新型コロナで世界初のバーチャルビエンナーレ

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美術手帖

 オーストラリア最大のアートイベントのひとつ、今年で22回目の開催を迎えた「シドニー・ ビエンナーレ」。3月14日に開幕した同ビエンナーレが、新型コロナウイルスの影響で一般公開を一時的に中止している。  それを受けて同ビエンナーレは、高解像度の美術作品画像や展覧会風景などを集約しているプラットフォーム「Google Arts & Culture」と連携し、あらゆる鑑賞者に展示をオンラインで公開予定。ライブ・コンテンツやバーチャル・ウォークスルー、ポッドキャスト、インタラクティブな質疑応答、キュレーターやアーティストツアーなどによる構成だ。  同ビエンナーレは声明文でこうコメントしている。「我々は、この世界的な危機に直面し、適応し、革新し続ける。シドニーでの展示が閉まっているが、世界中のあらゆる人のためにオンラインで開かれている。デジタルプログラムに移行することによって、私たちはアーティストやコミュニティに揺るがずにコミットしているのだ」。  今年のビエンナーレは、「NIRIN」をテーマに101組のアーティストとコレクティブによる700点以上の作品を展示。「NIRIN」とは、オーストラリア・アボリジニのひとつであるウィラドゥリ族の言語の「エッジ」を意味する言葉。アーティストと先住民主導の同ビエンナーレでは、多様な文化と視点を備えるため、世界中の人々を結び付け、対話を刺激して変化を促すことを目指している。  新型コロナウイルスが世界中に拡大している状況下、同ビエンナーレは「NIRINの中心的なテーマである、人と人とのつながり、助け合い、耳を傾け、協力し、癒す方法を見つけることが、これまで以上に重要になる」とし、現在、Googleとオンラインコンテンツを開発しており、今後数週間でより多くの情報を公開するとしている。

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