新車商談もコロナ対策!元ディーラー営業マンが教える「時短&お得な買い方5つのコツ」
未だに収束が見えてこない新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。感染を防ぐために人との接触を極力避け続けている、という方も少なくないでしょう。とはいえ、買い物をしなければならないときもありますよね。 特に車を買うときは高額な買い物ということもあり、商談の時間が長くなりがち。感染対策をしつつ短時間で新車商談をするには、それ相応の準備が必要です。 そこで今回は、コロナ禍の今だからこそ実践したい「新車商談を時短するためのテクニック」をご紹介します。
前もって買いたい「内容」を決めてから行く
車を買う時って、グレードや色選びから装着オプションなど、決めなければならないポイントって結構多いですよね。「やっぱりプロに相談して決めよう」と思ってしまいがちですが、それをやってしまうと時間がかなりかかります。 最近はメーカーのホームページである程度の情報を集めることもできますし、簡単な見積シミュレーションができるようになってきていますから、ディーラーに訪問する前に予め欲しい車や装備の内容を決めておきましょう。 その内容を持った上でディーラーへ行き、わからないことを聞いてクリアにすることで、ある程度の時間を短縮することができます。もちろん、実際に試乗などをして触れてわかる部分もありますから、まずはペーパーベースでわかる部分だけ確認をしておきましょう。
複数回にわたる商談は行わない
カー雑誌などでは、高額値引きを引き出すためにわざと「複数回商談をするべし!」などと書いてある場合がありますが、こんなことは実際はあまりありません。 時間の無駄にもなりますし、何より感染リスクが高くなっていきます。販売店サイドも長期戦に持ち込むことを嫌いますので、多くても2回程度にとどめておきたいものです。まさに「時は金なり」です。
「すぐに買わないけど・・・」は厳禁
ディーラーに行ったら買うまで帰らせてくれないんじゃないか…、とビクビクしてしまうこともきっとあるでしょう。買う意思を示したら、その場で決めなければならない恐怖心から「まだまだ買う予定はないんだけど…」や「すぐに決めるつもりはない」と言ってしまうこともしばしば見受けられます。 この場合、ディーラーの営業サイドからすると「本気で商談しなくてもいいや」という心理が働く事があります。その場(もしくは短期間)で注文をもらえるのであれば、値引き交渉も本腰を入れてくるでしょう。注文が欲しいディーラーサイドと安く買いたい消費者サイドの利害が合致すれば、値引き交渉も短時間化することができます。